コロナ禍の新しい日常生活にも慣れ、ホーチミン市の人々も少しずつアクティブに。週末になるとよく市内中心部で見かける観光客を乗せた2階建て観光バスが、最近週末のアクティビティとして地元の人々から注目され始めている。
2階建てバスは毎日午前9時から午後11時まで30分間隔で運行。ホーチミン市の過去と現在を学べる30カ所の観光地を循環する。乗降車は中央郵便局やグエンフエ通りの歩行者専用道路などから可能だ。料金は子供10万ドン、大人15万ドン。乗客には飲料水、マスク、消毒スプレー、多言語音声ガイド用ヘッドセット、ガイド冊子、保険が用意されている。詳細については「Hop On Hop Off Vietnam」のウェブサイトを確認していただきたい。
もう一つ最近地元の人に見直されているのが水上バスだ。古くからあるものではあるが、改装とサービスの充実により、通学通勤の手段として、また渋滞や騒音、排気ガスを避けた観光手段として近年、より多くの地元民や観光客に利用されるようになった。
毎日午後5時から午後9時までの夜間便の運行も拡大。1区のバクダン埠頭とトゥドゥック市のビンアン埠頭を結ぶルートの料金は片道1万5,000ドンで、チケットはバクダン埠頭の窓口またはウェブサイトで購入できる。この水上バスでは、夜景や夜風を楽しむだけでなく、音楽や食事を楽しむこともできる。事前にウェブサイトで運行スケジュールを確認することをおすすめする。
2階建てバスと水上バス、どちらも一度も体験したことがない方は是非一度試してみて。いつもとは違う角度から街を眺めれば、また新しいサイゴンの魅力がみつかるはずだ。

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